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執筆者の写真静岡県伊東市 かねこ行政書士事務所

成年後見制度利用促進を考える研修会に参加しました


16日の土曜日は、東京大学で行われた研修会に参加してきました。

本年は、成年後見制度利用促進基本計画(2017年度~2021年度)の中間年度に当たります。

しかしながら各市町村による計画の進捗は、非常に遅れていると言わざるを得ません。

全1741市町村のうち、計画を策定したのが127市町村、中核機関を整備した市町村は573市町村(令和元年7月時点)にとどまっています。

残る2020年度、2021年度の2年間で、全ての市町村において計画・整備ともに、完了している必要があります。

研修会ではこの現状について、竹野佑喜さん(厚生労働省 社会・擁護局地域福祉課 成年後見制度利用促進室長)より、詳しいご説明がありました。

続く第2部では、「各地域の実践から学び考える」と題し、苫小牧市(北海道)。佐渡市(新潟県)。上伊那成年後見センター(広域整備型;長野県)で、実際に運営を回されている職員の方による、パネルディスカッションが行われました。

最後に、遠藤英嗣さん(地域貢献推進センター業務執行理事、弁護士)より、「中核機関設置と地域ネットワーク構築に向けて」と題する、調査報告及び提言がありました。

成年後見制度を根付かせ、適切な運用を行い、安心して暮らしていける地域社会を築くために、一つ一つ地道に実行していくことの大切さを感じました。

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