提携先の<優オフィスグループ>の勉強会が、3月17日に田町にて開催されました。
<優オフィスグループ>とは、行政書士の東 優 先生が主催する、遺言・相続業務を中心とした、行政書士、税理士、司法書士等をメンバーとする士業のネットワークです。
年6回ほど(東京3回、名古屋3回)会員対象の勉強会が開催されていますが、私は昨年8月からの参加のため、今回は2回目の参加でした。
前回の勉強会は昨年の11月の開催で、テーマは「中小企業の事業承継の基礎知識」。
講師は税理士の早河英太先生でした。
今回は「在日外国籍者の相続業務」と題して、愛知会の行政書士キム・ウニョン先生が、ご自身の多くの実務経験をもとに、詳しく、そして分かり易くお話しくださいました。
私自身は現在ほとんど、国際相続業務に縁がありません。
それゆえあまり知識がない世界の話で、逆に新鮮で楽しく受講することができました。
昨今、中国をはじめとする海外の方の進出が盛んで、都市部では不動産の購入も多くなされているようです。
10年、20年の後には、在日外国籍の方々の相続は、想像もつかないほど増えている可能性があります。
相続人の居住地によって、日本の民法、母国の相続法が複雑に絡み合う相続と、それを回避するための遺言のポイントなど、興味深いお話を聞くことができました。