12月、1月の授業の報告をさぼっていましたが、この度「市民後見人講座」の全メニューを、無事終了致しました。
去る2月24日には、東大 弥生講堂にて開催された修了式に、出席することができました。
上の賞状は、その日に頂いたものです。
思えば10月、まだ東大構内の銀杏が色づき始めたころから、年を越してこの2月の修了式に至るまで、長い道のりでした。
しかし振り返ってみると、あっという間に過ぎた気もします。
座学45時間、実習15時間のカリキュラムは、相当にボリュームのある内容でした。
特に実習においては、生まれて初めて「デイサービスセンター」にて一日を過ごすという、貴重な体験もできました。
ご利用者様方とのふれあいや、職員の方々の優しい仕事振りなど、未知の経験の連続で、目から鱗の素晴らしい体験でした。
平成28年5月に施行された「成年後見制度の促進に関する法律」に基づき、平成29年度3月に「成年後見制度利用促進計画」が閣議決定されました。
計画の対象期間は平成29年度~平成33年度で、この期間のうちに成年後見制度の姿が大きく変わります。
この計画の中には「市町村計画の策定」や、「地域連携ネットワークづくり=市町村による中核機関の設置」などが、盛り込まれています。
伊東市においても、平成33年度までにはこの促進計画に基づく計画~仕組みができ、成年後見制度の在り方は大きく変わるものと思われます。
そのような機会に、今回の勉強の成果や、この講座で得た人とのつながりを、少しでも伊東市のために生かすことができれば幸いです。