8月初めにご依頼を受け、着々と進めて来た旅館業の申請に関して、先週ようやく許可がおりました。
今回の物件は、海の真ん前に位置する、70余室を擁する超大型の宿泊施設です。
(画像には、ぼかしを入れています。)
私としてもこれほど大きな規模の施設は初めてで、ご相談を受けたときには少し不安を覚えました。
時間的にもかなりハードなスケジュールでしたので、その点も心配でした。
食事を提供する温泉ホテルのため、温泉の利用許可や飲食業許可の申請は当然ですが、今回は日帰り入浴も計画されていると言う事で、公衆浴場の許可取得もご依頼を受けました。
そのため申請の種類は、「旅館業」、「公衆浴場」、「飲食業」、「温泉利用」と、フルコースのオーダーになりました。
何度も現地に足を運び確認を重ね、また時間と戦いながら、申請書をまとめ上げました。
その過程で、当初予想していなかった問題も浮上し、対応に苦慮した場面もありましたが、新しい経験を重ねられたことに感謝しています。
なにより目の前の太平洋の雄大さに、大いに励まされました。
午前中から夕方まで目一杯予定が入っている日に、どうしても片付けておくべきが事態生して、当初の予定をすべて片付けた後で、現地に向かったことがありました。
その日はちょうど中秋の名月の日が近く、ホテル前の海の表面には、月光による一筋の煌きが作られていました。
いわゆるムーンロードで、その美しさに大いに感動を覚え、仕事の疲れも吹き飛んだことを強烈に覚えています。
帰りの国道でも、海に浮かぶ満月と海に映し出された美しいムーンロードを愛でながら、車を走らせました。
伊豆で仕事をしていることの幸せを、心から感じる瞬間です。
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