一時終息に向かうかと見えたコロナ感染ですが、ここに来て再び拡大の様相を呈してきました。
伊豆地方でも、熱海のカラオケ施設でクラスターが発生したり、伊東市でも7月に入ってから新たな感染者が出ています。
都心と比べると限定的であり経路も把握されてはいますが、首都圏からの観光客も多い場所だけに、夏の観光シーズンを迎えた今、より一層の注意が必要とされるところです。
しかし観光・飲食が地元産業の大きな担い手であるため、コロナ感染についてのシンプルな答えを見つける事は、伊豆地方や伊東にとって容易ではないと思います。
感染防止と経済維持の両立、どちらかに偏るのではなく、きちんとした対応をしていくことが必要です。
非常に難易度の高い問題ではありますが、これはどうしても解決しなくてはならない問題でしょう。
夏の観光シーズンは、伊東の街が一番にぎわう季節でもあります。
観光業や飲食業にとっては、この時期の売上は年間売上の中で大きなシェアを占めています。
ゴールデンウイークに必死に耐えた分を、本来ならこの夏、少しでも取り戻さなければいけないはずです。
万が一この夏も耐え続けなければいけないとなると、深刻な事態を招きかねません。
それを考えると、解のない問題を前にして、大きな闇に包まれたような気持になります。
有効なワクチンが開発されるまでは、’ with コロナ ’ と言う考え方で、やり過ごすしかないのでしょう。
それには無限の自粛と言うより、感染防止対策の徹底と万が一の時の経路の把握が、最低限の対応になるかと考えます。
海や山をみると、自然は悠久の時間の中で平和そのものです。
もう一度、あの平和な日常が戻ってくれることを、願ってやみません。
(雨の多かった週末に、ぼんやりと考えました。)
Comments