静岡県伊東市 かねこ行政書士事務所

2021年3月9日2 分

矢筈山(伊東市 最高峰) 登頂

矢筈山は標高816mですが、伊東市で一番高い山です。

見た目の形から、「げんこつ山」と言う愛称を持っています。

日常の風景として目にしている、親しみのある山に、今回初めて登ってきました。

ヤマケイ on Line では、次のように紹介されています。

「伊豆半島・天城高原にある山で、山の形から地元ではゲンコツ山と呼ばれている山。鬱蒼とした森歩きと展望が楽しめる玄人好みの山で、一部で道が不明瞭。

山頂付近の展望箇所からは、眼下に端正な火山・大室山と、相模灘に浮かぶ初島が眺められる。」

見慣れている山であり、げんこつ山と言う可愛い名のせいもあり、とても安易な気持ちで考えていました。

矢筈山の登山経験がある方に案内していただきましたが、山道を歩き始めて直ぐ、自分がいかに甘く見ていたかを知りました。

この辺は火山でできた山ばかりで、矢筈山も例にもれず急峻な岩場が続きます。

また多くの岩が苔に覆われていて、さながら大きな日本庭園のようでもありました。

写真から想像できると思いますが、斜度も相当なものです。

登山道も整備されておらず、道なき道を果てしなく進みました。

しかしジオツアーなども企画されて、大人から子供まで一般の方も登っているようです。

私は命の危険を常に意識しながら、一歩一歩慎重に足を進めていきました。

正に果てしない岩場の斜面を登り、やっと頂上につくも頂上広場的な場所はなく、達成感よりも帰り道の不安で頭がいっぱいでした。

そうは言っても、頂上から大室山を見たときは、一瞬ほっとしました。

来た道を、そのまま辿って戻りました。

おりるときの方が斜度の程度がよく目に入り、足運びの難易度も高く、終始緊張の連続です。

途中から両腿に違和感を感じ、けいれんを起こさないよう、それだけを念じて降りてきました。

スタート地点に戻った時、大きな安堵感と達成感を、やっと感じることができました。

振返ってみると、非常に楽しかったです。

おかげで体重も、この日1日で1kg以上減りました。

しかし再チャレンジは、しないと思います。(汗)

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